メールマガジンは、もうかなり古い手法というイメージがあると思いますが、果たして効果はあるのでしょうか?
はい、あるんです!
楽天で買い物をした後、メールマガジンがうんざりするほど届くようになったという方もいらっしゃるでしょう。
複数のショップを利用すると、その分だけ多くのメルマガが届くようになるので、そのうち、開封せずにゴミ箱にポイッ!という方も少なくないのでは?
こんなふうにユーザー側から見るとメルマガは、ほぼスパム化しているとも言えますが、ショップ側から見ると、いまでも十分に効果の高い販促手法のひとつと言えます。
私がお手伝いをしている某ネットショップの事例では、メルマガ経由の売上実績が毎月コンスタントに100万円を超えています。
ROASも常に1,000%超の数値を上げているので、極めて有効なプロモーションツールと言えます。
ちなみにROAS(Return on Advertising Spend)とは、かけた広告費に対する売上を%で表したもので、広告費の回収率ともいいます。ウェブ広告の効果測定指標として重視されている数値です。計算式は「広告経由の売上÷広告費用×100(%)」。
仮に100万円の広告を実施し、その広告経由で200万円の売上が上がった場合、ROASは200%という計算になります。
それではメルマガをどのように運用していけば、効果をあげられるのか?
ただ闇雲にメルマガを配信しても無駄撃ちが増えてしまいますので、アクションプランと連動させて計画的に、有効なタイミングでメルマガを配信していかなければなりません。
楽天市場の場合、ひと月の間にいくつかのイベントが実施されます。「お買い物マラソン」「楽天スーパーSALE」といったイベントですが、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
こういったイベントは、事前にスケジュールがわかっているので、実施に合わせてメルマガ配信のスケジュールを組み立てます。
またショップ独自のイベント(ターゲットデイ)を企画し、そこに合わせてメルマガを配信します。
ショップ独自のイベントとは、前年の売上推移のデータやモールのイベントスケジュールをもとに、最も売上アップが見込める日を予測しターゲットデイに設定。ポイントの倍率アップやクーポン発行、割引セールなどの独自の企画を立てて、メルマガで告知し集客をはかるといった手法です。
しかしながら、やれば効果があるとわかっていても、なかなか計画的にメルマガの運用ができない・・・
とお悩みのショップ経営者も多いことと思います。
いまやHTMLメールが当たり前の時代。インパクトのあるビジュアル。キャッチコピー、そしてデザインのクオリティも求められます。
そんなメルマガをひと月に何本も作成し、配信の手配までしないといけない。いったい、誰がやるの?
そう、この「誰がやるの?」問題で頭を抱えている経営者がなんと多いことか・・・
この問題を解決する策については、またの機会にブログにしたいと思います。
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