「WordPressに突然エラーが表示された」
「ホームページが真っ白になってしまった」
「プラグインを更新したらサイトが表示されなくなった」
「エラーメッセージを検索しても、専門用語ばかりでよく分からない」
WordPressを運営していると、さまざまなトラブルが発生します。
例えば、
- 画面が真っ白になる
- 「重大なエラーが発生しました」と表示される
- 管理画面にログインできない
- プラグインの更新後に不具合が起きた
- Contact Form 7などのフォームが送信できない
- 画像をアップロードできない
- PHPエラーが表示される
- 500エラーや403エラーが発生する
これまでは、エラーメッセージをGoogleで検索し、複数のサイトを読みながら原因を探す必要がありました。
しかし現在は、ChatGPTをWordPressのトラブル解決を手伝ってくれる「技術サポート役」として活用できます。
エラー画面のスクリーンショットやエラーメッセージをChatGPTに見せることで、
「このエラーは何を意味しているのか?」
「何が原因として考えられるのか?」
「初心者でもできる確認方法は?」
「次に何を試せばいいのか?」
を整理しやすくなります。
ただし、重要なのはChatGPTに言われたことを何でもそのまま実行しないことです。
この記事では、ChatGPTを使ってWordPressのエラー原因を調べ、できるだけ安全に解決する方法を具体的なプロンプトとともに解説します。
WordPressのエラー解決にChatGPTが便利な理由
WordPressのトラブルで困る理由の一つは、エラー内容が分かりにくいことです。
例えば、画面にこのようなメッセージが表示されることがあります。
There has been a critical error on this website.
初心者にとっては、
「結局、何が悪いの?」
となるでしょう。
しかし、この一文だけでは原因を特定できません。
WordPressのエラーには、
- WordPress本体
- プラグイン
- テーマ
- PHPのバージョン
- PHPの設定
- サーバー
- データベース
- ファイルの権限
- メモリ不足
- SSL
- DNS設定
など、さまざまな原因があります。
そこでChatGPTに情報を整理してもらいます。
例えば、
WordPressサイトで「There has been a critical error on this website」と表示されました。
初心者にも分かるように、このエラーの意味と考えられる原因を優先順位順に教えてください。
と質問できます。
すると、複雑なエラーをそのまま検索するのではなく、
「何を確認すればいいのか」
という作業手順に変換できます。
これがChatGPTを使う大きなメリットです。
まず覚えておきたい|ChatGPTだけで原因を断定することはできない
ここは非常に重要です。
ChatGPTに、
WordPressが表示されません。原因を教えてください。
と質問しても、情報が少なすぎるため正確な原因は分かりません。
ChatGPTは、あなたのWordPressサーバーに直接アクセスして確認しているわけではありません。
そのため、
「このエラーの原因は絶対に○○です」
と断定するのではなく、
「可能性の高い原因を整理し、確認方法を教えてもらう」
という使い方がおすすめです。
WordPressのトラブル解決では、
エラー情報を集める
↓
原因候補を整理する
↓
危険性の低いものから確認する
↓
結果をChatGPTに伝える
↓
次の確認項目を絞り込む
という流れが効果的です。
STEP1|エラーメッセージをそのままChatGPTに伝える
最初に、エラー画面に表示されている文章をできるだけそのまま伝えます。
例えば、
WordPress管理画面で次のエラーが表示されました。
「Allowed memory size of ○○ bytes exhausted」
このエラーの意味を、WordPress初心者にも分かるように説明してください。
また、考えられる原因を重要度順に教えてください。
このように質問します。
ポイントは、
自分でエラー内容を要約しすぎないこと
です。
表示されたエラー文章には、原因を特定するための重要な情報が含まれている場合があります。
特に、
- エラーコード
- ファイル名
- 行番号
- プラグイン名
- PHPの関数名
- エラー発生日時
などは重要です。
分からないからといって削除せず、可能な範囲でそのまま伝えましょう。
STEP2|エラー画面のスクリーンショットを見せる
文章だけで説明するのが難しい場合は、スクリーンショットをアップロードする方法も便利です。
例えば、
このWordPressのエラー画面を確認してください。
- 画面に何が表示されているか
- エラーの意味
- 原因として考えられること
- 初心者でも確認できること
- 修正作業の前にバックアップが必要か
を順番に説明してください。
と依頼します。
画面全体を見ることで、
「WordPress管理画面で発生しているのか」
「サーバーのエラー画面なのか」
「ブラウザ側の問題なのか」
などを判断するヒントになることがあります。
ただし、スクリーンショットをアップロードする前に注意したいことがあります。
パスワード、APIキー、メールアドレス、個人情報などが写っている場合は隠してからアップロードしましょう。
STEP3|「何をした直後にエラーが出たか」を伝える
WordPressのエラーでは、発生する直前の操作が非常に重要です。
例えば、
- WordPressを更新した
- プラグインを更新した
- 新しいプラグインを追加した
- PHPのバージョンを変更した
- テーマを変更した
- functions.phpを編集した
- サーバーを移転した
- SSLを設定した
- DNSを変更した
などです。
この情報があるだけで、原因候補をかなり絞り込めます。
プロンプト例
WordPressサイトで500エラーが発生しました。
エラーが発生する直前に行った作業は、プラグインの更新です。
更新した直後からサイトが表示されなくなりました。この情報から考えられる原因を優先順位順に整理してください。
いきなり危険な修正はせず、初心者でもできる安全な確認方法から教えてください。
このように、
「何が起きたか」+「直前に何をしたか」
をセットで伝えるのがポイントです。
STEP4|WordPressの環境情報を伝える
さらに正確に原因を絞り込むには、WordPressの環境情報が役立ちます。
例えば、
- WordPressのバージョン
- PHPのバージョン
- 使用テーマ
- 使用している主要プラグイン
- サーバー会社
- エラーが起きたページ
- 管理画面にはログインできるか
- サイト全体が表示されないのか
- 一部のページだけ表示されないのか
などです。
プロンプト例
以下の環境でWordPressのエラーが発生しています。
WordPress:○○
PHP:○○
テーマ:○○
サーバー:○○
最近更新したプラグイン:○○
エラー内容:○○サイト全体ではなく、お問い合わせフォームを送信したときだけエラーが発生します。
考えられる原因を、可能性が高い順に整理してください。
また、それぞれの原因を確認する方法を初心者向けに説明してください。
ChatGPTに質問するときは、情報が多いほど必ずしも正解になるわけではありません。
しかし、原因に関係しそうな情報を整理して渡すことで回答の精度を高めやすくなります。
STEP5|ChatGPTに「確認手順」を作ってもらう
エラーの原因候補が分かったら、次は確認手順です。
ここで重要なのは、
「全部試してください」
という回答にしないことです。
WordPressの設定を次々に変更すると、元の状態が分からなくなることがあります。
おすすめは、
影響の小さい確認から順番に進めること
です。
例えば、
以下のWordPressエラーについて、確認作業の優先順位を作ってください。
条件:
・WordPress初心者
・できるだけサイトを壊さない方法から始める
・各作業のリスクを「低・中・高」で表示
・変更前にバックアップが必要な作業を明記
・1つの作業を確認してから次へ進む形式エラー内容:
○○
と依頼します。
これにより、
①エラー内容を確認
↓
②管理画面に入れるか確認
↓
③直前に更新したプラグインを確認
↓
④エラーログを確認
↓
⑤必要に応じてプラグインを停止
といった順番を整理できます。
よくあるWordPressエラー①「重大なエラーが発生しました」
WordPressで比較的よく見るのが、
このサイトで重大なエラーが発生しました。
というメッセージです。
ただし、この表示だけでは原因は分かりません。
原因としては、
- プラグインの不具合
- テーマの不具合
- PHPとの互換性問題
- PHPのエラー
- メモリ不足
などが考えられます。
この場合はChatGPTに、
WordPressで「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示されます。
原因を断定せず、まず確認すべき情報を教えてください。
また、管理画面にログインできる場合と、できない場合に分けて手順を説明してください。
と質問するとよいでしょう。
重要なのは、いきなりプラグインを大量に削除しないことです。
まず、
いつから起きたか
何を変更したか
管理画面には入れるか
などを確認します。
よくあるWordPressエラー② 500 Internal Server Error
「500 Internal Server Error」が表示される場合もあります。
これは、
サーバー側でエラーが発生している
ことを示すメッセージですが、原因は一つではありません。
例えば、
- .htaccessファイル
- PHPのエラー
- プラグインやテーマの問題
- サーバー設定
- ファイル権限
などが関係している可能性があります。
ChatGPTへの質問例
WordPressサイトで500 Internal Server Errorが表示されます。
以下の順番で整理してください。
- 500エラーの基本的な意味
- WordPressで多い原因
- 確認する優先順位
- サイト管理者が安全にできる確認
- サーバー会社に問い合わせるべきケース
初心者向けに専門用語も説明してください。
このように質問すると、単純に解決策だけを出すより理解しやすくなります。
よくあるWordPressエラー③ プラグイン更新後にサイトが表示されない
WordPressでは、
「プラグインを更新した直後からおかしくなった」
というケースも少なくありません。
この場合は、直前に何を変更したかが大きなヒントになります。
ChatGPTには、
WordPressサイトで不具合が発生しました。
直前に「○○」というプラグインを更新しています。
更新前は正常に動作していました。プラグインが原因か確認するための方法を教えてください。
ただし、いきなり削除する方法ではなく、安全な確認方法を優先してください。
元に戻せる方法があれば、それも説明してください。
と依頼できます。
特に初心者の場合、
「停止」と「削除」は違う
ことを意識しましょう。
原因を調べる段階では、いきなり削除するのではなく、まず影響を確認することが重要です。
よくあるWordPressエラー④ PHPエラー
WordPressを使っていると、PHPに関係するエラーが表示されることがあります。
例えば、
- Fatal error
- Parse error
- Warning
- Deprecated
などです。
この場合、ChatGPTにエラー全文を伝えると役立ちます。
プロンプト例
以下のWordPressのPHPエラーを分析してください。
【エラー全文】
○○以下を教えてください。
- このエラーを日本語で簡単に説明
- どのファイルで問題が起きているか
- プラグイン・テーマ・WordPress本体のどれが関係している可能性が高いか
- 行番号は何を意味するか
- 修正前に確認すべきこと
原因を断定できない場合は「可能性」として説明してください。
このように、
「エラーを翻訳してもらう」
感覚で使うと分かりやすいでしょう。
よくあるWordPressエラー⑤ 画像をアップロードできない
画像アップロードのトラブルもよくあります。
例えば、
- アップロード中にエラーになる
- 「HTTP error」と表示される
- ファイルサイズが大きすぎる
- 特定の形式だけアップロードできない
- アップロード後に画像が表示されない
などです。
この場合も、
どのファイルでも起きるのか
特定の画像だけなのか
を伝えることが重要です。
プロンプト例
WordPressで画像をアップロードできません。
JPEGでは正常にアップロードできますが、HEIC形式の画像だけエラーになります。
以下について説明してください。
- WordPressがHEICをそのまま扱えるか
- サーバー環境が影響する可能性
- 画像形式を変換する必要があるか
- 初心者でも確認できる方法
不確かな情報は断定しないでください。
エラーを解決するには、
「できない」だけではなく「何ができて、何ができないか」
を伝えることがポイントです。
STEP6|ChatGPTにエラーログを分析してもらう
原因をさらに詳しく調べる場合、WordPressやサーバーのエラーログが役立つことがあります。
エラーログには、エラーが発生した日時やファイル名、エラー内容などが記録されている場合があります。
ただし、ログには、
- サーバーのファイルパス
- メールアドレス
- IPアドレス
- APIキー
- トークン
- その他の機密情報
が含まれる可能性があります。
ChatGPTに貼り付ける前に、公開して問題がないか確認しましょう。
プロンプト例
以下のWordPressエラーログを分析してください。
機密情報は削除済みです。
- 重要なエラーを抜き出す
- 同じエラーが繰り返されているか確認
- 最も可能性が高い原因を整理
- プラグイン名やテーマ名が分かる場合は指摘
- 次に確認すべき項目を優先順位順に提示
原因を確定できない場合は、その理由も説明してください。
【エラーログ】
○○
大量のログを自分で読むのは大変です。
ChatGPTに、
「重要な部分を探してもらう」
という使い方は特に便利です。
STEP7|解決しなかったら「試したこと」をChatGPTに伝える
WordPressのトラブルは、一度で解決しないこともあります。
その場合は、同じ質問を最初から繰り返すのではなく、
実際に試した結果
をChatGPTに伝えます。
例えば、
先ほど教えてもらった手順を試しました。
・プラグインAを停止 → 改善しなかった
・プラグインBを停止 → 改善した
・テーマを変更 → 未実施
・PHPバージョン → ○○この結果から、次に確認することを優先順位順に教えてください。
この方法なら、
仮説
↓
確認
↓
結果
↓
次の仮説
という形で、原因を少しずつ絞り込めます。
ChatGPTは一度の質問だけで使うより、
トラブルシューティングを一緒に進める相手
として使う方が便利です。
WordPressのエラー解決で絶対に注意したいこと
ChatGPTは便利ですが、WordPressの修正作業には注意が必要です。
特に、
「このコードをfunctions.phpに貼り付けてください」
「このファイルを削除してください」
「データベースを変更してください」
といった提案を受けた場合は、そのまま実行しない方が安全です。
間違った操作によって、
- サイトが表示されなくなる
- 管理画面にログインできなくなる
- データが消える
- 元に戻せなくなる
可能性があります。
重要な変更を行う前には、
必ずバックアップを確認する
ことをおすすめします。
またChatGPTには、次のように伝えておくと安心です。
安全重視のプロンプト
WordPress初心者が作業します。
重大な変更や削除が必要な場合は、必ず事前に警告してください。
・バックアップが必要か
・元に戻せる作業か
・サイト停止のリスクがあるかを各手順で説明してください。
できるだけ影響の少ない確認方法から提案してください。
ChatGPTにWordPressのコードを作ってもらうときの注意点
ChatGPTは、
- CSS
- HTML
- JavaScript
- PHP
などのコード作成にも利用できます。
例えば、
WordPressの見出しデザインを変更したい
ボタンの色を変更したい
functions.phpに機能を追加したい
といった相談もできます。
しかし、ここで注意したいのが、
コードをそのまま本番サイトに貼り付けないこと
です。
ChatGPTが作成したコードにも、
- 記述ミス
- WordPress環境との非互換
- 他のプラグインとの競合
- 古い情報をもとにしたコード
などが含まれる可能性があります。
コードを使う場合は、
このコードをWordPressサイトに追加する前に、危険性や注意点をチェックしてください。
と確認するのもおすすめです。
さらに、
このコードが何をするのか、1行ずつ初心者向けに説明してください。
と依頼すれば、内容を理解しながら作業できます。
そのまま使える「WordPressエラー解決プロンプト」
最後に、WordPressのトラブルが発生したときに使えるテンプレートを紹介します。
あなたはWordPressのトラブルシューティングを支援する技術者です。
以下のWordPressエラーについて、原因を調査するためのサポートをしてください。
【エラー内容】
○○【エラーが発生した場所】
○○【エラーが発生した直前に行った作業】
○○【WordPressのバージョン】
○○【PHPのバージョン】
○○【使用テーマ】
○○【最近追加・更新したプラグイン】
○○【現在の状況】
・サイトは表示できる/できない
・管理画面には入れる/入れない
・すべてのページで発生/特定のページだけ以下の順番で回答してください。
- エラーの意味を初心者向けに説明
- 原因として考えられるものを可能性が高い順に整理
- 追加で確認したい情報
- 影響の少ない確認方法から手順を提示
- 各作業のリスクを「低・中・高」で表示
- バックアップが必要な作業を明記
- 原因を断定できない場合は断定しない
1つずつ確認できるように、最初から大量の修正作業を提案しないでください。
このテンプレートを保存しておけば、WordPressでトラブルが起きたときにすぐ使えます。
ChatGPTは「WordPressの修理屋」ではなく「問題を整理するアシスタント」
ChatGPTを使うと、WordPressのすべてのエラーが一瞬で解決するわけではありません。
サーバーの設定やWordPress環境を直接確認できないため、情報が不足している状態では原因を断定できません。
しかし、
分かりにくいエラーメッセージを説明してもらう
↓
原因候補を整理してもらう
↓
確認する順番を決めてもらう
↓
実際に試した結果を伝える
↓
次の確認項目を絞り込む
という使い方をすれば、トラブル解決を効率化できます。
特にWordPress初心者にとっては、
「何から調べればいいか分からない」
という状態から抜け出すためのサポート役として便利です。
まとめ|WordPressのエラーは「情報を集めてChatGPTと一緒に切り分ける」
WordPressでエラーが発生したときは、焦って設定を変更するのではなく、まず情報を整理しましょう。
ChatGPTに伝えると役立つ情報は、
- 表示されたエラーメッセージ
- エラー画面のスクリーンショット
- エラーが発生した場所
- エラー発生直前に行った作業
- WordPressのバージョン
- PHPのバージョン
- 使用テーマ
- 最近更新したプラグイン
- 管理画面にログインできるか
- サイト全体に問題があるのか
です。
そして、
ChatGPTに原因を断定してもらうのではなく、原因を一つずつ切り分けていく。
この使い方が重要です。
特に、
エラーの意味が分からない
検索しても専門用語ばかり
どこから確認すればいいか分からない
という場合は、エラーメッセージをそのままChatGPTに見せて、
「初心者でも分かるように、このエラーの意味と確認手順を教えてください」
と質問してみましょう。
ChatGPTを上手に使えば、WordPressのトラブル対応で必要な「調べる時間」と「何をすればいいか悩む時間」を大幅に減らせる可能性があります。

この記事へのコメントはありません。